消化試合の最終戦、そして2020年への準備とは・・・

フランス相手にストレート勝ち。

会場が盛り上がれば盛り上がるほどテレビを観ている人間はシラケる試合。

視聴者は、とっくに気付いています。これは消化試合だと。

大会開催の為に最もお金を使い、日本代表がオリンピックへ行けるように一番お金を使った国、日本。

五輪切符を掴み、頑張る必要のない国は、本気で試合をする気持ちなどありません。

余計な体力を使いたくはありませんし、怪我もしたくはないでしょう。

最後に日本に、いや、日本のファンの為に、スポンサーの為に、そして、ジャニーズ事務所に為に・・・

負けが決まっている開催国に対するマナーであり、カッコ良く大会を終われるように花を持たせたのは言うまでもありません。

現実の厳しさを理解してるのは、選手達とサイドリポーターの大林素子さんだけでした。

石井アナウンサーとジャニーズの子達が、バラエティー番組やイベントショーのように場違いな盛り上げとコメントをする横で、常に厳しい顔をしていたのが大林素子さんでした。

 

大林素子さんが、笑顔で試合を見れるようになった時が、日本代表が本当に強くなった時だと思います。

作られたショーではなく、本当の戦いを伝えるメディアと戦いの厳しさを知るファンが生れた時に、中継する価値が生れます。

2020年東京五輪は、開催国として出場出来る種目が多くなります。

蓋を開けたら、こんな筈じゃなかった・・・とならないように、選手が頑張るだけではなく、今から4年かけてメディアとファンにも成長して欲しいと思います。